通訳案内士試験 予備校ってどうよ?

こんにちは。かずです。通訳案内士試験 独学で頑張る方もいれば、がっつり予備校に通う方も。目的は同じでも、勉強の仕方はいろいろですね。今日は、私が3回の受験で、お試しも含めて利用した、通訳案内士試験 対策予備校に関する情報をお届けします。

通訳案内士 予備校のスタイルもいろいろ

ひと昔まえは、「仕事の後に、週2回中央線に乗って通訳案内士専門の予備校に通う!」というのがパターンでした。でも地方の人は、通える学校も少ない(もしくは、ない)し、情報量も少ない・・・そんな悩みは今では解消されました!

多くの予備校で、通学、通信、オンライン、メールマガジン、と、利用方法も多様化しています。感染症のリスクもないし、家から受講できれば、通学に費やす時間と交通費も節約できます。数年前までは、週末の対策講座に通うために、新幹線で上京してます!という方が少なからずいらっしゃいましたけどね。

私は都内で通えるところに絞って探していました。予備校の数は東京が一番多いです。そんな通訳案内士試験に特化した、予備校の対策講座についてご紹介していきます。

通訳案内士受験予備校その1 富士通訳ガイドアカデミー

私は通訳案内士試験1年目に、こちらの3か月コースにお世話になりました。通訳ガイドの対策講座のほかに、英検1級の対策講座も実施しています。通訳ガイド予備校の中では、老舗、といえる歴史があり、毎年一定数の合格者を出しています。合格した先輩たちによる学習会や、実際のツアー研修なども行われています。

一次試験の対策コースは、じっくり学ぶ1年コースや、短期で仕上げる3か月コースがあります。私が受講した3か月コースは、日本地理、歴史が各8時間、一般常識と実務は各4時間の設定。これだけですべてをカバーするので、授業は相当な急ぎ足でした。じっくりと聞きたい方には厳しいけれど、短時間で効率よく吸収したい人には、要点がびっちりつまった授業は理想的かと思います。3か月でとりあえず出題範囲を1周するので、試験までの時間は復習にあてられます。講師の先生の手作りのプリント教材をみっちり復習したら、予想問題で腕試し。コースの受講料に、模擬試験の受験料が含まれているのが良心的です。

二次試験の対策コースは、10人程度の少人数で、毎回課題を予習していき、通訳問題やプレゼン問題を、実際の試験と同じ方式でネイティブの先生と演習します。課題は過去問題で出されたものや、最近の傾向を踏まえていて、一回で数個のプレゼンを学習するので、終わるころには相当な回数分の演習を積んでいます。他の方の発表を聞いていて勉強になることも多々あります。

通学での受講が難しい人は、CDやDVDでの受講もできます。授業を録画したものを、自分のペースで学習する方式です。

通訳案内士受験予備校その2 True Japan School

こちらは、通訳案内士の予備校の中では歴史が浅く、しかしながら受講生の数はとても多いと思います。コースが多様で、各科目の対策講座から、免除を取るための資格対策講座、プレゼンや通訳それぞれに特化した講座など、単発のものもあるからです。とりあえず受験してみる、といった方から、何年も海外に住んでいてネイティブ並みの英語力を持つ方、フランス語やドイツ語の受験を考えている方など、受講生がバラエティに富んでいました。

ウェブサイトも充実していて、試験の制度や概要についてもよく説明されているので、独学で頑張るつもりでも、こちらのサイトの情報は重宝している、という方も。登録すれば無料でメールマガジンが送られてきて、最新の傾向や、願書の〆切日なども教えてくれます。試験直前の激励の言葉には励まされました。

スタッフも若い方が多く、最近通訳案内士試験に合格した経歴をお持ちの方もいて、よき相談相手といった感じです。数多くある講座の中から自分の必要なものを選んで受講します。オンライン受講にも対応。

こちらの予備校の二次試験対策は、通訳、プレゼン、模擬面接に分かれていて、模擬面接では実際の試験と全く同じ形式で行った後、講師からフィードバックをいただくようになります。この面接は、4人程度のグループや、マンツーマンの形式があるのですが、グループ形式では、試験直前の他の受験生の様子やレベルがわかったことが、一番の収穫でした。なにしろ本番ではたった一人で試験官に挑むわけで、他の受験生がどういう受け答えをしているかというのは、なかなか知る機会がないものです。

面接担当講師が複数いるので、人気の先生はすぐに枠が埋まってしまいます。この最後の模擬面接は、私は2回だけ利用しましたが、毎日のように受けている人もいました!

通訳案内士受験予備校その3 ESDIC英語能力開発アカデミー

知る人ぞ知る、といわれるESDICです。表立った宣伝はあまりしていません。もともとハロー通訳アカデミーで講師をしていた先生方と、事務局の方で運営しています。

丁寧で親切な印象が、メールマガジンにも表れています。受講する人たちも、みなさんとてもまじめに取り組んでいて、それが合格率の高さにもつながっているようです。こちらのメールマガジンでは、毎年合格者の体験記が掲載され、合格した人たちの、合格までの道のりや、二次試験の詳細が再現されていてとても参考になります。

一次対策は、zoomによる講義形式のほかに、要点をメールマガジン形式にまとめたメールコース(お値段もお得)があるのが特徴です。先生の解説を聞きながら学習したい人、教材をもらって自習したい人、それぞれのニーズに合ったコースが選べます。こちらは「英検1級を持っているけど、お金をかけずに勉強したい主婦の方」とか「海外に住んでいるので講座はとりあえずメールで学習したい」という方がいらっしゃいました。

私はこちらでは二次試験対策講座を受けました。一つのコースで二次試験に必要な知識と日本人講師の解説、ネイティブによるプレゼン演習など必要なすべてがつまっていて、同じクラスの皆さんと励ましあいながら受講していました。

通訳案内士受験予備校その4 CEL英語ソリューションズ

こちらは英検1級コースでも頼りにする人が多い予備校です。NHKの「トラッドジャパン」講師である江口先生がいらっしゃいます。

通訳ガイドのコースは、ここにある予備校の中では、一番のボリュームかと思います。期間が長く、回数が多いぶん、お値段もお高め。じっくりと学びたい人向けです。教材も、学校の教科書に似ていて、先生の説明もゆったりめ。プレッシャーや、ハッパをかけられる、といった感じはなさそうです。カリキュラムも、自分のペースでゆっくりと確実に知識を増やしていきたい人向け。

こちらでは、通訳ガイドの専門のコースのほか、ボランティア通訳を目指す人や、リスニングや日本文化を説明しよう、などの単発の講座も開催されています。気軽に英語を楽しみたい人から、高度な英語を学びたい人まで、それぞれの興味や目的に対応したコース内容です。

江口先生は、通訳案内士試験の対策本や、日本文化を英語で紹介する著書を何冊も出しているので、こちらの予備校は知らなくても、対策本で勉強していたという人は、たくさんいると思います。

今年から問題用紙が持ち帰れなくなってしまい、自己採点が難しくなった一次試験の内容についても、受験生から寄せられた、わかる限りの情報が、ブログで公開されています。

で、予備校ってどうよ?

わかる範囲でいろいろと書き連ねてきましたが、予備校に行くとなれば、相応の時間がとられ、お金もそれなりにかかります。私見ですが、どの予備校も、内容に対して法外に高い値段を取っているとは感じられません。どの学校の先生も、受験生と同じ、もしくはそれ以上の情熱で、毎年の試験に向き合っています。

まずはこれらのスクールのホームページでメールマガジンを申し込んだり、無料体験講座のあるところは、積極的に利用してみてください。相性もあると思います。自分がピンとくる学校に出会えると良いなと思います。

昨今は、集合形式の授業が少なくなりましたが、同じ目標を持った人たちと交流できるのも、独学と大きく異なる通学の特長です。セミナーや体験会の一期一会を大事にして、情報交換できる仲間も増やせたらいいですね。そして予備校への投資が実りあるものになったら本当にうれしいですよね。