通訳案内士試験って何?~気になったらまず読んでみよう

2020年6月14日

Meiji-jingu shrine

こんにちは、かずです。通訳案内士って聞いたことありますか?京都や鎌倉に行くと、外国人のツアーについてガイドしている人たちがいます。通訳ガイドとも呼ばれますが、彼らの正式名称は「全国通訳案内士」です。

「なるの難しいのかな?」「どんな試験なのかな?」と思った方に。今日はそのまとめです。

通訳案内士ってどんな資格?

簡単にいうと、外国から日本を訪れるお客さまに対して、外国語で観光地を案内(ガイド)するのが通訳案内士。

カッコよくいうと、日本の歴史や文化をきちんと理解し、外国語で正しく伝える能力と、日本人としての良識とホスピタリティを兼ね備えた「民間親善大使」のような役割をになうのが、通訳案内士です。年に一度の国家試験に合格した人だけが、「通訳案内士」と名乗れます。カッコいいですね!

通訳案内士国家試験の難易度は?

よく英検の1級と比較されます。ちなみに私は英検準1級です🙂

通訳案内士の二次試験では、英検と同じようなスピーキング能力が問われますが、英検では「社会情勢全般」について英語で意見を述べるのに対し、通訳案内士の試験では「外国人が興味を持ちそうな日本文化や歴史」について説明します。英検よりは、通訳案内士のほうが、範囲が限定されているぶん、取りかかりやすい気がします。

ただ、通訳案内士の一次試験では、外国語の他に、「日本地理」「日本史」「一般常識」「通訳案内士の実務」といった科目もあります。一次試験の全5科目をクリアした人だけが、二次試験に進めます。外国語の能力だけでは受からないのが通訳案内士です。

通訳案内士国家試験の合格率は?2019年度実績

通訳案内士試験の合格率は、難化傾向にあります。2019年度の場合、全体での最終合格者は618人。合格率は8.5%という結果になっています。

英語だけでみると、一次試験の段階で合格率は17.9%、二次試験の合格率は47.4%。最終合格者数は505人、最終合格率9.2%です。とても挑戦しがいのありそうな数字ですね!

通訳案内士の試験概要

試験は年に1回行われる国家試験です。一次試験と二次試験があります。

一次試験は例年8月に行われる「外国語」「日本地理」「日本歴史」「一般常識」「通訳案内の実務」の5科目からなる筆記試験です。「外国語」「日本地理」「日本歴史」は100点満点中70点、「一般常識」「通訳案内の実務」は50点満点中30点が合格基準点となります。

一次試験を通過した人だけが二次試験に進みます。二次試験は12月に行われ、ひとりずつ、約10分間の口述試験です。「日本文化に関するプレゼン」「読み上げられる日本語を外国語に通訳」「実際のガイド現場を想定した質疑応答」からなります。

科目の数が多く、一次試験は夏で二次試験は冬、さらに最終の合格発表は翌年の2月という長丁場です!じっくりとした対策が求められる試験ですね。

どんな人が受験するんだろう?

気になりますよね。とくに独学での学習を考えている人は、まわりが見えなくて、どんな人が受けに行くのかが気になると思います。

年齢層は、ズバリ高め!私は40代で受験してますが、若手のほうになります🙃。 あと、通訳と聞くと、女性のほうが多いイメージがあるのですが、実際に行ってみた通訳案内士の受験会場は男女の比率が半々くらいだったので、「思ったより男性が多いなあ」という印象でした。

私が実際に出会った受験生たちは、「海外赴任が長かった人」「社内通訳をしている人」「定年後の人生を通訳案内士として考えている人」「すでにリタイアしているので時間があり、英語や日本文化について勉強したい人」「英検1級ホルダーの主婦」「ステップアップしたい添乗員」「資格マニア」「ボランティアガイドからプロを目指す人」「子どもの受験が終わったら自分も腕試しをしてみたくなった人」「東京オリンピックでお仕事をしたい人」…さまざまでした。

受験生の数だけ、なりたい理由があるのだと思います。

試験概要

Posted by かず