通訳案内士 一次試験日本地理の対策

2020年7月12日

こんにちは。かずです。地形やら気候やらを覚えなければならない社会科としての地理は、学生時代とても苦手でした。そんな私でも通訳案内士試験の地理を無事に合格できたのは、学校で学ぶ地理とは少し違う、外国人観光客目線から見た日本について勉強するのが楽しかったからです!

とはいえ、はじめは47都道府県の場所を覚えるところからのスタートです。思えば長い道のりでした…。今日は、思い出深い日本地理の対策法のまとめです。

通訳案内士 日本地理の出題傾向

出るのは、「観光地」。これに尽きます。日本が、観光庁が、各自治体が、「外国人のみなさん!さあさあお立ち寄り~」とプロモーションしているところ。これに尽きます。

外国人の観光客がダントツで訪れるところとは? 桜や紅葉の名所、国宝や重要文化財に指定されているところ、世界遺産、などなど、日本には、日本ならではの見どころがたくさんあります。

全国通訳案内士試験ガイドラインでは、日本地理の試験内容について、「外国人観光旅客が多く訪れていたり、評価が高い場所や、関心の強いものについて」出題される、となっています。

試験の方法はマークシート方式なので、地名の読み方や難しい漢字を書いたり、といったことはなく、4つ程度の選択肢から正解を選ぶ問題です。100点満点で40問程度なので、あまり悩むと時間が足りなくなる恐れもあります。観光地エリアの地図や、有名なお寺や世界遺産の写真を使った問題も出されます。

難易度は年によって変わる?

私は2017年に一次試験を受け、地理だけ不合格でした。😅この年は地理が難しく、逆に歴史は難易度が低く、歴史では高得点をマークしたものの、泣く泣く地理を落とした、という人が多かった年でした。

2018年は逆に歴史が難しくなり、こんどは歴史だけを落とした、という人が続出しました。このように、受ける年によって問題のレベルが上下しがちという、通訳案内士試験の少々やっかいな特徴がみられます。2019年の歴史は依然として、難しめの傾向でした。

そんな歴史に比べたら、地理はここ1~2年は比較的点がとりやすい、というのは間違いではないですが、それでも出題は広範囲にわたります。

通訳案内士の地理。何から勉強をはじめるか

私は地理が苦手でした。まずは大人向けの白地図で日本のアウトラインから覚えました。「脳が活性化する 大人の日本地図 脳ドリル」(学研)などの、雑学系の白地図を一冊やりこみます。まずは都道府県と県庁所在地。有名な山、川、湖、世界遺産と国立公園。大事なところを覚えたら、次は各都道府県ごとに詳しく見ていきます。

詳細な観光地理を覚えるには、学校で使っていた「地図帳」は今ひとつです。通訳案内士の勉強をするなら、ビジュアル優先で、写真がたくさん入っている地図帳を用意しましょう。世界遺産が追加されたり、国立公園の名前が変わったりということがあるので、その時売られている最新版の地図帳を用意するようにしましょうね。

「旅に出たくなる地図」(帝国書院)は都道府県の境がはっきりしていて、さすがの帝国書院さんが作っている地図、という感じで、観光名所などの情報量はピカイチです!

「旅地図」(昭文社)も日本全土のガイドブック、といった感じで、こちらは名所の写真が豊富なので、イメージがつかみやすいです。だいたい本屋さんに行くと、この2冊が並んでいるので、手に取ってごらんになれる方は、自分が楽しく読めると感じるほうを選んでいただくとよいと思います。

過去問それともまとめノート、どっちが効率的か

通訳案内士の試験は傾向がはっきりしているので、やみくもに地図を覚える、というよりは、ある程度過去問を研究して出題傾向を把握するほうが効率的です。そして、外国人に人気のあるスポットが出題される、ということは常に意識しておきたいところです。

サムライが住んでいたお城はやはり人気ですし、最近はスノーリゾートや温泉についての出題も見られます。過去問をチェックする時は、正解ではない選択肢までカバーするのが合格への近道です!ここで選ばれなかった選択肢=間違われやすい別の観光名所=いつかこっちが出るかも?となるのです!

過去問は、あまり古い問題までは気にせず、直近の過去問をカバーするのが大事です。なぜかというと、通訳案内士の出題傾向は、近年「観光地理」を重視しているので、5年以上前の過去問では「等高線」や「地図記号」を理解する問題、「気候」についての問題が見られます。これらは、「絶対出ない」と言い切れるわけではないですが、イメージとしては、大学の教授のような方が作っていた問題から、最近は、旅行業界の方が作った問題へと変化しているような印象です。

自分のノートに都道府県ごとのまとめを作る方もいます。私がそうです。自分で理解しながら自分だけのノートを作るのは、達成感があってよいのですが、とにかく時間がかかってしまうので、計画的に全地域をカバーできる!という方にはおすすめします。

北海道から沖縄まで、まんべんなく出題されるので、日本の北半分しかできずに当日を迎えた😭というのでは運を天に任せるしかありません。まとめノートを作ろうという方は、早めに勉強をスタートしましょう。そして、まとめたら終わり、ではなく、何度も見返して知識を定着させましょう。

私は得意な関東、中部、関西まではよかったのですが、北海道、東北と九州地方を勉強するのに時間がかかり、沖縄と離島はほとんど勉強することなく一年目(2017)の試験を迎え、日本地理を落としました😭

沖縄地方からは桜の名所として有名な今帰仁城が出題されたのですが、わからなかったのはもちろん、「今帰仁(なきじん)」という地名を「いまきに」だと思っていました。マークシート方式のテストなので、漢字が読めなくてもなんとかなるのですが、今考えると恥ずかしいです😚

通訳案内士日本地理を受けなくてすむ方法

日本地理を免除でスルーするためには、「国内旅行業務取扱管理者」の資格をとることが必要です。もし、通訳案内士の地理が受かる気がしない😭、というのであれば、こちらで免除をねらうという手もあります。試験は年に一回、毎年9月に行われます。

国内旅行業務取扱管理者についての記事はこちら

一次試験

Posted by かず