通訳案内士 一次試験日本史の対策

2020年7月24日

こんにちは。かずです。

通訳案内士の一次試験、日本史の科目はここ2年間(2018、2019)難化傾向にあります。縄文から現代までのなが~い日本の歴史の中で、通訳案内士の試験に出そうなポイントについてまとめてみました。

通訳案内士 日本史対策 まずは時代の流れから。

高校時代、日本史選択してましたか?大学は日本史で受験しましたか? 「はい」のあなたは、少し有利です。通訳案内士の日本史は、高校生が大学受験で使う教科書「山川の日本史」レベルの内容です。歴史が苦手!という方は、まずは全体の流れをおさえましょう。

縄文、弥生時代の遺跡が発掘されたところ、日本の和食の「キモ」である、米の栽培(稲作)がどのようにしてはじまったか。古墳が生まれたわけ、天皇が仏教を中心に国家を統一した時代、貴族の政治、武士の台頭、戦国時代、鎖国の終了…。政治の中心地である都(みやこ)の移り変わりと、現在までの「全体の流れ」をつかむところから始めましょう。

通訳案内士 日本史対策 観光地と関連のある歴史は要チェック

古代は古墳や遺跡が観光地になっているところを中心に。遣唐使や遣隋使の歴史も、日本がどのように外国と関わってきたかを語るには、欠かせません。そうです。「日本と海外とのかかわり」「今でも観光地として訪れることのできるところ」は試験に出る可能性が高いのです。

通訳案内士は、「美しい日本」「ワクワクする日本」を外国人観光客にご案内するのがミッションです。あまり、話していて暗くなる話題は提供しません。通訳案内士の試験でも、同じことがいえるのです。

たくさんの人が死んだ事件や、戦後の内閣がコロコロ変わったあたりの細かい総理大臣の名が出題されることは、あまりありません。でも、原爆ドームは出題されます。なぜでしょうか?原爆ドームが、外国人が最も訪れる観光地のひとつ、だからです。

同じように、西南戦争で散っていった西郷隆盛さんも出題されたことがあります。なぜでしょうか?桜の時期には大賑わいとなる上野公園に、愛犬を連れた西郷どんの像があるからです。

通訳案内士 日本史対策 文化で押さえるべきポイント

通訳案内士の試験内容は、観光地や世界遺産にかかわるものが多く出題されることがおわかりいただけたと思います。続いては、各時代ごとに教科書ではひとまとめにされる「文化」の押さえどころです。

まず、その「遺跡」や「絵画」や「建築物」が、「世界遺産」や「国宝」である場合は、写真を見たら、「どこの何か」「誰が作ったか」までいえるようにしておくこと。京都の金閣寺や伏見稲荷、広島の厳島神社。外国人がよく訪れるスポットナンバー1を争うところは、試験でも頻出ポイントです。

日本ならではの建築様式も大事です。スースーして寒かったに違いない平安時代の寝殿造とか、日本の「和室」のもととなった書院造なども、外国人に説明したいポイントですよね。そういう観点から歴史を見ると、出題傾向が浮かび上がってきませんか?

通訳案内士 日本史対策 外国人はお城も大好き

国宝に指定されている5つのお城。姫路城、彦根城、犬山城、松本城、松江城です。「サムライが住み、ニンジャが暗躍していた」「戦に備えた要塞」として外国人観光客もたくさん訪れます。桜はきれいだし、お堀もあったり、石垣も立派だったり、サムライのコスチュームで記念写真を撮れたりもするので大人気です。

国宝以外にも、お城の中が博物館になっていて、豪華絢爛な大阪城や、「天空のお城」として有名になった竹田城なども出題されたことがあります。観光スポットとして人気のお城は要チェックです。お城は地理の観点からは、観光地としての場所や行き方を問われますが、歴史の観点からは、君臨していた武将の人物像とむすびつけたり、前後の歴史にからめて出題されることが考えられます。

通訳案内士 日本史の勉強方法

みなさん、はじめは「山川の日本史」の教科書をスルーで読み通す、というのが王道のようです。高校生が大学受験で使う「山川日本史」です。山川、難しいしつまらない…という人には「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」もおすすめです。

教科書を読むだけでは頭に入ってこない、という人が多いので、あわせて「山川の一問一答」系の問題集形式をやりこみます。ここで注意したいのは、「あまりにも観光と関係ない細かい歴史」「現代の政治」はさらっと流す。限られた時間を有効に使うには、「文化」「外交」「今でも観光地になっている歴史事項」にインプットの優先順位をおく。これが大事です。

通訳案内士 日本史はテレビからも学べる

勉強は疲れた、少し息抜きしたいなあ…という人へ。テレビを見ましょう!見るなら旅番組です!

私のおすすめは、「ブラタモリ」。映像と、歴史と、観光客の萌えポイントが一度に学習できます。あとは、有名観光地のホームページを訪れて、その町や建造物の歴史についての記事を読むのも、楽しみながら知識が身につきます。自分が旅行した気分になって、楽しく歴史を学習できるといいですね。

通訳案内士 日本史が免除になる方法

ここのところ難化傾向が続き、合格点の70点をマークするのが難しくなっている通訳案内士の日本史。日本史の一次試験を受けずにパスできる免除の条件は、

◆歴史能力検定 日本史 1級または2級

◆センター試験 日本史B 60点以上

センター試験は2021年以降制度が変わるので、これから受ける人にとって免除の対象になるのかは、まだわかりません。

歴史能力検定については、通訳案内士に比べたら対策しやすい、ともいわれています。受験のチャンスを増やし、一次突破の負担を事前に一つでも軽くする、という意味では有効です。歴史能力検定は毎年11月に行われます。

歴史能力検定の詳細はこちら(歴史能力検定の公式ページにとびます)

一次試験

Posted by かず