通訳案内士試験2021 ガイドライン発表!

こんにちは。かずです。2021年の通訳案内士試験ガイドラインが、例年より少し遅れて発表されました。これまでと違い、2021年は9月26日(日)が一次筆記試験で、例年より1か月遅い試験日となっています。(試験日程についてはこちら

試験日のほかにも、これまでと変わった点はあるのか?今日は、最新の2021年 通訳案内士試験 ガイドラインについてです。

出願はオンラインのみ

2020年度までは、紙でも施行要領を入手したり、郵送で願書を提出できました。ですが、2021年度からは、「電子申請オンリー」です!試験の実施要領はサイトで確認し、オンラインで電子申請による願書の提出をすることになります。

コロナの影響もあり、対面でのやりとりをなるべく避けること、願書を手に入れるために、わざわざ出かけていくことのないように。との配慮でしょうか。時代の流れでもありますね。他の国家資格に比べ、通訳案内士の試験は、シニアの受験者の割合が常に一定数あるので、ご年配の方で「パソコンがちょっと苦手」という方には、まず電子申請のやり方を攻略することから、になりそうです。

初めてのオンライン申請は、とまどうこともあるかと思いますが、良い点もいっぱい!まず、ペーパーレスなので、環境にはやさしいですね。そして「字がきたない」「書き間違えた」というストレスからも解放されます。また、紙に印字されている文字は小さくて読みづらいこともありますが、スマホやタブレットなら、指で表示画面を大きくすることもできます。

次に、電子申請のほうが便利!と思うことは、「受験料を営業時間内に銀行振り込み、ではなく、クレジットカードで自宅から決済できる」こと。わざわざ出向く手間が省けるのはありがたいことです。

免除規定の大きな変更~共通テストによる免除なし!

昨年からの、この変更に悲鳴をあげている方がたくさんいます。

もともと、日本歴史と一般常識については、「大学入試センター試験の日本史Bで60点、現代社会で80点をとれればそれぞれ免除」という規定がありました。(得点をマークしたセンター試験から5年以内の受験に限る)

それを見越して、「一次試験の負担を少しでも減らしたい!」と、コツコツ赤本の過去問題集を大学受験生なみにやりこみ、高校生に混じってセンター試験を受験する人たちがいました。

「共通テスト」と名称は変わりましたが、2021年1月にも、通訳案内士の免除を狙って日本史Bや現代社会を受験した人は一定数、いらっしゃいます。約1か月後に点数の結果が届き、「やった!免除ゲット!」とガッツポーズをした人もいるはずです。6月のガイドラインで発表された、免除規定の変更を見て、「これまでの努力は何だったの?」と肩を落とす人もいらっしゃったかと思います。

共通テストは免除の対象にはなりませんが、過去の大学入試センター試験で基準点を取れている人は、引き続き免除の対象になります。2021年に通訳案内士の1次試験を受ける場合、2017、2018、2019、2020年それぞれ1月のセンター試験が有効です。

というわけで、新たに共通テストで免除を狙う、ということができなくなりました。

通訳案内士ガイドラインの変更に思うこと

これまでも、奇問・難問が多い、とか、難易度がブレすぎて、対策が立てにくい、とかいわれてきた通訳案内士筆記試験。全科目合格しないと二次試験にすすめないし、一次試験で合格した科目は、翌年の試験のみ免除されるから、翌年も失敗したら、せっかく合格した科目もクリアされ、3回目の受験ではまた一からやり直し。このループにはまってしまい、疲れ果てて挑戦をあきらめてしまう人もいます。

個人的には、2021年の共通テストが終わった後に、「共通テストの結果は免除にはなりませんよ」といわれても、ちょっととまどいますよね。決まってたなら、はやく教えてくれよ、もう受けちゃったじゃん、ってなりますよね。

科目数が増え、難易度も上がり、1回の受験では到底合格できなくなってきた全国通訳案内士。だからこそ、受験の回数を増やす意味でも、使える免除は生かそうと、前向きに努力する。共通テストの攻略をしてきたそんな人たちは、怠け者でもずるい人でもなく、計画的にコツコツと受験勉強をしていただけなのに。

今回の変更で、また少しハードルがあがってしまった通訳案内士試験。それでも、目指しているみなさんには、困難のあとの虹を夢みて頑張ってほしいです。